曽田博久のblog

若い頃はアニメや特撮番組の脚本を執筆。ゲームシナリオ執筆を経て、文庫書下ろし時代小説を執筆するも妻の病気で介護に専念せざるを得ず、出雲に帰郷。介護のかたわら若い頃から書きたかった郷土の戦国武将の物語をこつこつ執筆。このブログの目的はその小説を少しずつ掲載してゆくことですが、ブログに載せるのか、ホームページを作って載せるのか、素人なのでまだどうしたら一番いいのか分かりません。そこでしばらくは自分のブログのスキルを上げるためと本ブログを認知して頂くために、私が描こうとする武将の逸話や、出雲の新旧の風土記、介護や畑の農作業日記、脚本家時代の話や私の師匠であった脚本家とのアンビリーバブルなトンデモ弟子生活などをご紹介してゆきたいと思います。しばらくは愛想のない文字だけのブログが続くと思いますが、よろしくお付き合いください。

カテゴリ:出雲暮らし > 食改善レポート

昨日、同じ名前の曽田さんから「ほうぼう」を貰った。
日御碕の沖で釣って来たものだが、「あげるから持っていって」と言う声が弾まない。浮かない顔をしている。「聞いてよ・・・」
曽田さんは一昨日、鯛を釣りに行くと、あまり期待はしてないが、シーズン初めの釣りで楽しそうな顔をしていたのだ。だから私は昨日の夕方、釣果はいかにと散歩の途中に寄ったのだが、なんと80㎝の鯛を釣り揚げたのだが、たもですくう寸前糸が緩んで針が外れてしまい逃げられたと言う。よほどショックが大きかったらしく、がっくりと肩を落としてぼやく、ぼやく。
「この時期はまだ釣れやしないんだよ。餌も食わないし。だから疑似餌(七夕の飾り物みたいなもの)を作ってよ。(昨日お手製のものを5つほど見せられていた)だめだろうと思いながら糸を100mくらい垂らしていたんだよ。イルカが出て来て、魚は逃げるし。やっぱり今日はだめだと思ったら、かかったんだよ。うれしくってね、それって釣りあげて、たもですくう寸前、普通はそんなミスはしないのに、竿を前に傾けてしまったんだよ。途端に糸が緩んで、針が外れてしまったんだよ。鯛の口の中は硬くてね、針はかかりにくいんだよ。俺の鯛も食いついていたけど、しっかり口の中に食い込んでいなかったんだよ」
朝の7時過ぎに大社の堀川から船で出て、日御碕の沖合で8時ごろから始めて、ちょうどお昼ごろのことだったそうだ。ほうぼうやほかの魚が何か釣れたのか何も言わないし、私もしつこく聞くのは気の毒でお礼を言ってもらって帰る。
今日の夕方のおかず。
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ウロコと内臓をとり、三つに切る。
これまで食べたことがなかったので、調べたら、脂質は4.5g/100gでEPAもDHAも青魚と遜色ないほどあるという。私のように脂質を抑えた食事をしている者にとってはこれ以上ない最適な魚とわかる。
しかも、ヘルニア術後、私は便秘にならないように食べ物に注意し、数日前にはかかりつけ医から酸化マグネシウムも出してもらっていたから、白身で消化のいいほうぼうは願ってもない魚だった。
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最近は煮魚なんて簡単なものだ。この「なんでもごたれ」を水200ccに50cc入れて煮ればいいだけなのだ。里芋やカボチャを煮る時は、水200ccに大匙2杯。こうでもしなければ爺さんの料理なんてやってられない。便利なものが出来たものだ。
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いちおう落し蓋して、完成。ほっぺたが落ちるくらい美味かった。

その夕食前の夕方、マルコの散歩がてらまた寄って、今夜はほうぼうを食うと報告したら、
「イカ、食うか」と言う。友達がイカを釣って来て、船の上で醤油に漬けたものをくれたと言う。
「うまいぞ」
思わず、「もらう、もらう」と言って、はたと気が付く。「だめだ、俺、いま食えねえ」
ヘルニアの術後、いきむと傷口がひらくので、便秘はできない。消化の悪いものは控えた方がいいのだ。
「そりゃあ残念だなあ。一杯やると美味いのに。ほうぼうも昨日だったら刺身で食ってもよかったのになあ」
私はこの人には「多胡辰敬」の小説をただで上げている。買ってくれとは言いにくいこともあるのだが、結局は物々交換しているのだ。夏になれば食いきれないくらいマスカットをくれるのだ。
旧農村地帯の田舎には珍しい本好きの爺さんが二人いて、そのうちの一人でもあるのだ。

去年、親戚のおばさんから玄米をもらっていた。最近、芋粥や小豆粥にはまっていて、昼食はお粥にしていて、いつか玄米粥にチャレンジしてみたいと思っていた。辰敬完全版の第4巻の直しを昨日終えて、やっと肩の荷が下りたと言うか、気分が解放されて玄米粥を作る。
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貰ったのは令和7年9月下旬に獲れたこしひかり。飯石郡飯南町という中国山地の山奥の米だから美味いに決まっている。しかも生産者は平成22年に宮中新嘗祭献上米を奉納した農事グループだから間違いない。ちなみに値段は3,704円。税込み4,000円。
昨夜、ネットで作り方を調べる。
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玄米カップ1杯をよく洗い、白米のお粥を作るときより少し多めに水を入れる。6時間~8時間浸水しないといけないので、昨夜寝る前に水を加え、今朝6時に起きた時にスイッチを入れる。
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マルコの散歩から帰ったら炊きあがっていたが、白米の時のようなお粥感が全然ない。うっかり混ぜてしまったので白濁してしまったが、水分も1センチぐらい残っていて、玄米の粒粒が透けて見える。試しにすくって食べてみたが、確かに少し柔らかくなっているが、白米のお粥のような柔らかさとは全く別物。口の中に潰しきれない小さなごみのようなものが残る。恐らくこれら微粒が食物繊維の固まりなのだろうか。私のように膵臓を気にしている者は食物繊維の多い食品は避けた方がいいのだが、玄米の栄養素も魅力なので、ここから先は自分で考えてもうひと手間加える。
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荒神谷博物館の1月の「風土記談義」に出て帰宅してから、左)電気釜の粥を鍋に移して水分がなくなるまでぐつぐつ煮詰めた。やっと見た目お粥らしいお粥が出来る。
右)食味も多少微粒感は残るが立派なお粥だった。食物繊維を消化するためにしっかり噛んで時間をかけて食べろとレクチャーされていたので、ゆっくり食べる。こうやって食べると玄米粥は腹持ちもいいのだそうだ。
おかずに「イオンのツナはんぺん」や自分が作った「カボチャ煮」、「減塩ごはんですよ」で食べる。
おかずを色々工夫したらこれからも美味しく食べられそうだ。

お気に入りレシピが2つできたので紹介します。
最初に紹介するのが「飛び魚のおかずスープ」(命名は私)。
毎週月木にやって来る行商のおばさんが飛び魚を半身にしたものを6切れ(3匹分)持って来てくれた。私が脂質を気にしているのと調理の手間を省くために処理して持って来てくれたのだ。これで180円。うそみたいな値段だ。私はこれまで飛び魚は脂質が高いものと思い込んでいたのと、とりたて食べたいとも思わなかったので飛び魚を食べるのはこれが初めて。すぐにスマホで調べたら飛び魚の脂質は100gで3.3g。文句なしだが、食べ方がわからない。聞いたら、おばさんはスープにしたらと言う。
その時はピンと来なくて、結局、刺身にでもして食うかと言うことになったのだが、夕方、いざ皮を取ろうとしたらうまく皮を剥げない。
仕方ないので、スープにするかとネットで調べたら、ちゃんとスープのレシピが出ている。しかもたっぷり切り身を入れたら、おかずになるとあるではないか。そこで6切れの半身を半分に切って、塩胡椒をする。後は湯を沸かして飛び魚を煮る。
レシピにはゴチャゴチャとスープの作り方が出ていたが、そんなのは無視。鶏ガラスープを放り込んで、ミニトマトをぶち込んで煮たら、ハイ、それで完成。塩胡椒もきいて、私にしたら上出来の一品が出来た。飛び魚の切り身も十分おかずになり、半分残ったので翌日も食えた。おばさんには礼を言って、飛び魚が入ったらまた持って来てと頼んでおいた。
お次のレシピは「もやしの麺つゆカレー味」(これも私の命名)。
これはたまたまネットで見つけたもの。
200gのもやしの袋の角を切ると、レンジにいれて600Wで3分加熱する。取り出して熱湯を絞り出す。熱いのでタオルで包んで絞るとよい。水分を抜いたら、袋の上部を切って、濃縮4倍のつゆを大匙2とカレー粉を小匙1いれて、袋ごとよく揉む。私は濃縮3倍を大匙2でやる。後は袋から出して食べるだけ。
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超簡単でこれがうまいのなんのって。

最近は脂質が低くて、簡単に手早くできるものばかり作っている。必然的に魚が多くなり、週五日は魚である。魚でたんぱく質を摂っている。おかげで魚のレパートリーが増えた。
7年前、膵管に嚢胞が見つかり、今の生活を続けたらガンになると脅されてから、脂質の少ない食生活に変えたことは何度か当ブログでも述べたが、今ではたいていの食品の脂質はなんとなくわかって来て。昔ほど神経は使わなくなった。油料理も平気で作るようになった。
作ったものを一度に全部食べるわけではない。一人暮らしだから三日分から四日分ある。と言うことは一回に取る脂質は3分の1から4分の1である。そんなに気にすることはないのだ。
ただ、たまには肉も食べたいので、1週間から10日ごとに豚ひれか鶏胸肉を食べている。
魚は昔はカレイが多かった。
鯵は干物は脂質が高いこともあって避けていたが、青魚の中では脂質が低い方なので食べろと書いてあった。調べたら100gで7.7gである。私の基準は100gで5グラムまでを許容条件にしていたが、今では青魚の例外魚として食べることにしている。昨日は小鯵を酢で煮たものを食った。
今はまっているのが、スーパー「ホック」の「焼きイカ」。これが絶妙にうまいのだ。
今一番重宝しているのは「うるめ鰯の若干し」。
鰯は脂質が高いので敬遠していたが、去年、うるめ鰯は脂質が低いことを知り、「若干し」を見つけたら買って、冷凍保存している。「うるめ鰯の若干し」のいいところは、好きな本数を食べられることだ。例えば、おかずがちょっと足りない時など、適当な本数を焼いておかずにすることが出来る。

「飛び魚のおかずスープ」はこれほどお手軽ではないが、主菜とスープを兼ねているのがいい。すなわちこれを作ったら別にスープを作らなくてもいいのだから。いやスープを作ったら、自動的におかずもできているのだから。
たまには初めてのものを作るのもいいものだ。作っていて楽しかった。

種ニンニクが余った。以前から炊飯器で黒ニンニクが出来ると言う話は聞いていたので、近所の人に聞いたら作ったけど失敗したと言う。作り方は炊飯器に入れて保温にするだけでよいのだが、その人も初めてなので一ヶ月炊飯器に入れておいたら黒焦げ状態になって食えたものではなかったと言う。10日ぐらいでちょうどいいのではないかと言う。
早速、その人から炊飯器を借りる。これはその家の使わなくなった古い炊飯器。
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新聞紙を敷いてから種ニンニクを入れる。約60個。
18:35の横の文字は「極め保温」とある。これは低い保温と言う意味。保温にも「高め」と「低め」があり、低い保温を選ぶと教わったのである。
スタートしたのが10月25日。そして12日間保温し続けて11月5日。日数計算を間違って12日間保温してしまった。
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完成。皮を剥くと見事な黒ニンニクが出来ていた。食べるとグミを少し柔らかくしたような食感で市販の黒ニンニクと遜色ないように感じた。ただ小さめのニンニクは固かったので12日は微妙に長かったようだ。これなら来年は発酵釜を買って作ってもいいなと思う。通販で売っていて8000円ぐらいで売っている。高くても1万円ちょいである。
問題は臭いである。部屋中、ニンニクの臭いが充満する。私は三日で音を上げた。とても10日我慢できない。部屋にニンニクの臭いが沁み込んでしまうのではないかと心配になる。
そこで、私はどうしたかと言うと、母屋にはトイレが二つある。一つは今やお客しか使わない。私はここに炊飯器を閉じ込め、窓を開けっぱなしにしておいたのである。
炊飯器を貸してくれた家には勿論少しだがおすそ分けしたし、自慢して送った家もあるがトイレで作ったことだけは内緒にしている。
小さな成功だが、家で作れることが分かったので、来年はもっとニンニクを作ろうと思い立つ。
畝の穴マルチは全部で300個ある。私は余裕を持たせて半分の150個植えているが、ニンニクを買い過ぎて余ったニンニクを数十個ずつ二畝に植えているから、まだ数十個の穴が空いている。
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この空いている穴に種ニンニクを植えるのだが、もうどこにもニンニクは売っていない。こういう時はネットである。調べたら青森ニンニクの訳ありを種ニンニクとして安く売っているところがあったので早速購入した。
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さすが訳アリである。普通は種ニンニク状態に分かれるはずが2、3個がくっついて固まってしまっている。これ以外にも色の悪いものなどもあるが、一個ずつ植えられる物もあるので117個ほどを二つの畝に植えたのが、本日11月11日。こんなに遅く植えてうまくできるかどうかわからないが、来年は二つの畝で約600個のニンニクが出来る。
黒ニンニク、乞う、御期待。

昨日、生まれて初めてゴンタを食った。出雲のスーパーならどこへ行っても必ずある。東京では見たことがない。出雲で見る度にこれは何ぞやと不気味に思ったものだ。見かけから多分あれだろうなと思うものの食ってみようという気がしなかった。ところが月曜日に、こいつが行商のおばさんの車に積んであったのである。一ヶ月ほど前から私は裏のMちゃんちに毎週月、木に来ている行商の車に顔を出していた。おばさんに「どうやって食うの」と聞いたら「煮て食べる。美味いよ」と言う。「脂質が問題だな」「じゃあ、調べといたら」と言うので調べておいた。そして、昨日の木曜日「OKだったよ」。それを見て、通りかっかたMちゃんも「ゴンタは美味いけんねえ」
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それがこれ。「エイ」である。「エイ」のひれが大2小3枚入っていて300円。確かに見た目グロテスクで進められなければちょっと食べようかとは思わないしろものである。だが私は食べられる魚のレパートリーが決まっていてマンネリ化していたので何とかレパートリーを増やしたかったので「美味い」の言葉に後押しされて買ったのである。早速、昨日煮る。
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フライパンに全部入れて煮る。昨夜は大1枚と小2枚を食う。柔らかい白身。とろけるように美味い。出雲に戻って12年、もっと早く知っておけばよかったと後悔する。私のレパートリーに加わる。松江の孫が魚が大好きなので早速教えてやろうと思っている。
この行商のおばさんと知り合ってから、「キス」も教えて貰った。頭も取り、内臓も取ってあるので塩を振って焼くだけで私は一度に6匹ほど食う。10匹で300円前後。大社港で仕入れて来るので時価だから変動があるのだ。鰺も三枚におろしたものを2匹分でやっぱり300円前後。これもホイルで包んでフライパンで加熱するだけ。手間いらずで食える。調理師免許を持っている人なので調理の仕方も教えてくれる。今では月木におばさんの車を覗くのが楽しみになっている。
魚の話に続いては柿のお話。
このシーズンは毎年朝夕の食後のフルーツは柿である。我が家の富有柿と隣家の富有柿で一ヶ月近くは持つ。(隣家は富有柿は食べないのだ)。ところが今年はいけない。
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左が隣家の富有柿。異常に赤く熟れている。右が我が家の富有柿。隣家ほど赤くない。
隣家と話すのだが、今年は暑過ぎて柿の熟し方が異常に早く、しかも変な赤になっている。私は富有柿は熟れたのは嫌いで実の固いのが好きだ。だからまだ固そうなやつを選んで食べていたのだが、このところ急速に熟して柔らかくなる。もいでおいても翌朝になったらちょっと柔らかくなってもう食べる気がしない。まだ木に一杯なっているのだがどれもこれも柔らかそうでもう食べる気がしなくなっている。今夏のような暑さが続くようだと来年から柿も食えなくなるかもしれない。
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左は週一回昼を食べに行く宍道の食堂「はしもと」で売っている「合わせ柿」。渋柿をドライアイスで渋抜きした柿である。富有柿は固いのが好きだが、合わせ柿は柔らかくても大好物なのである。合わせ柿は人工的に熟させるのだから柔らくて当たり前なのだが。7個入って500円。随分安い。毎年11月はこの柿も食べているが、今年はもう富有柿が駄目なので楽しみはこの柿だけ。
右は平田の「西条柿」。つるし柿用に毎年スーパーに並ぶ。昨日ラピタでみつけて購入。こちらは高い。4980円。税込みで5000円以上。毎年、母のグループホームに届けている。母がみんなと一緒に柿を剥いて吊るすのを楽しんでくれたらと思って届けているのだ。今日届けたら「まあ、大きい」と柿を三つも持って頬ずりして喜んでくれた。

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