娘一家に二人目の子供が生まれ、幼い子を二人抱えてとても飼えないと言うので、豆芝のマルコを預かってから2年半。はじめは可愛い可愛いと可愛がっていればよくて、マルコもすぐになついてくれ、出雲のド田舎暮らしも気に入っていたのだが、最近、とみに私への愛が深まって来たのか、私がそばにいないと夜も日も明けない状態で、この冬からは毎晩私のベッドに上がって来て寝る。私も眠れないので布団の下から足で押し出そうとするのだが、隅っこにへばりついて、それからはここが指定席で絶対に動かない。
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左)布団が毛だらけになるのでシーツをピンでとめ、月2回洗濯している。
右)縁側から私を見つめるマルコ。
私がちょっとでも外へ出ると縁側に座って私の姿を追い求める。ごみ捨てに行く間も。表で立ち話をしていても。畑仕事をしていると姿が見えなくなる時があり、ヒンヒンと声を上げて啼く。
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今では買い物に行く時も必ずついて来る。買い物が長いとおもらしをしたことがあったので、今では防水シーツを敷いている。
とにかく私がいないと不安なのか、家に閉じ込めておくと、襖を開けて出て行こうとするようになった。脱走されたり、畳の部屋でおしっこされたらたまらんので、襖につっかえ棒をしたのだが、すると襖に体当たりしたり、びりびりと爪でひっかき始めた。これはやばいぞと思っていたら、とうとうやってくれた。
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襖に穴を空けてしまったのだ。
玄関側から見ると、
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すっぽり穴が開いて、向こうの部屋が見える。しかもマルコはこの穴を潜り抜け、玄関の上がり座敷におしっこをして元の部屋に戻っていたのだ。
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結局、長時間出かける時はブロックに縛り付けることにした。
それ以前にも、台所のテーブルの脚に縛り付けたりしていたのだが、その時はテーブルを引きずり、椅子に飛び上がり、椅子からテーブルに飛び移り、私のノートパソコンの上に立っていたのだ。どんだけキモを冷やしたか。思案の末、ブロックに縛り付けるしかないとの結論に達したのである。
不憫だが仕方ない。
世話を焼かせる犬だけど、マルコは私がいないと寂しいのだ。可愛がり過ぎて、そういう犬にしてしまったのだな。私も一人、お前も一匹。こんな犬だけど、私は可愛くて可愛くてたまらないのです。

【追記】
3月13日。」
半年に一回のMRIの検査結果を聞いて戻って来た。結果は変わりなしで、先生からは16日の手術が決まってよかったねと言われて帰って来た。留守にした時間は買い物を入れて3時間。これだけしっかり対策したから、さすがにもう大丈夫だろうと玄関に入ったら。
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襖が半分消えている。こんなこと初めて。
一歩入ったら、
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襖は倒れ、部屋の中はしっちゃかめっちゃか。リードが右の椅子(写っていない)の脚に絡みついて、マルコは神妙な顔。悪いことをしたのは分かっているのだ。リードをあまり短くしたら動ける範囲が狭すぎて可哀そうだと思ったので、長めにしておいたのが裏目に出てしまった。もともとこの部屋はこのようになっていたのである。
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リードを縛っていたブロックはこの部屋と隣のダイニングとの間に置いていた。孫が遊ぶ段ボールハウスがあれば近寄らないだろうと思っていたら、どうやって反対側まで動かし、どうやって襖を倒すほど暴れたのか。昼ごはん前に大掃除をさせられた。
これからはリードの長さを短めにし、リードを縛り付けるブロックの位置も考えなければ・・・。
15日の入院前にかんべんしてほしい。