フィリピンで教育サポートをしているNPO法人LOOBJAPANからオンライン交流会の案内があったのは先々週のこと。迷ったけれど二つの理由から参加する。ひとつは頂いた手紙の返事を書いていたのだが書き上がる前に事故を起こしてそれどころではなくてしまった。オンラインで会えたら事情を話したかったのと折角の機会なので直接会ってみたかったこともある。もう一つの理由は、現在LOOBがサポートしている高校生・大学生は53人。この53人のサポーターの何人が参加するか考えたら、きっと少ないだろうと予想したのだ。わざわざこのような機会を設定してくれたのに参加者が少ないのは申し訳ないので参加することに決めたのだ。娘に問い合わせたら娘はいまパソコンが使えないので迷っていたが、私が参加するなら喋れないけれどスマホで参加すると言う。
交流会は昨日11月4日の15時から1時間。
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ZOOMを使うのは2年ぶりぐらい。すっかり要領を忘れていたので早々と30分前から接続していたら突然20分以上も前にLOOBとつながりびっくり。先方も変な爺さんが待機していたのでビックリしたみたい。先方はフィリピンと東京事務所の間で開始前の準備作業をするところだったらしい。私はどうしていいかわからずおろおろしていたら、話しかけても通じないし、向こうは準備をさせて頂きますと言って私は画面から消える。やれやれのっけから冷や汗ものだ。
そして、3時になって始まる。頼りにしていた娘はスマホなので娘の画像もなく画面には名前が出ているだけで、娘は話すことも出来ず一方的に視聴しているだけ。
自己紹介を求められるも話が通じないと思ったらミュートを解除してくださいと言われる。
私はそれまでZOOMは使っても誰かの講演を聞くだけで自分が話しかけるなんてことはしたことがなかったのである。そして、すぐに高校生のグループと大学生のグループに分かれてチャットになる。もうドキドキである。
大学生のグループは私と娘と若い娘さんのわずか三人。この時、ろくにネットは使えないけれど参加してよかったと思う。通訳は日本人スタッフがしてくれる。娘は喋れないので適宜英文を送って意思の疎通をはかる。
オンラインでも初めて会うのは照れ臭いものである。先方もシャイないい感じの娘さん。すぐに返事を書いたのだが忙しくて送れなかった。遅れても必ず出すと詫びる。通訳は概略なので娘が翻訳してくれ、LINEで送ってくれる。
「わたしは〇〇で助産学士を目指す学生です。このコースを選んだのは医療分野をもっと学び、知識を向上させたいと思ったからです。今学期は夏期講習しかありませんが、産前、内診、新生児ケア、分娩介助、点滴挿入、縫合などを学びます。私たちは現在、臨床実習と呼ばれる病院での業務を行っています。私たちのシフトは朝の7時に始まり、午後の3時に終わります。実習中は、私たちをこの世に誕生するために、母親がどれほどの犠牲を払って来たかを強く痛感しました。赤ちゃんとお母さんの命は妊娠中だけでなく、特に出産において非常に重要であることを実感しました」
私の娘も来週32週を迎える。彼女の言葉が我がことのように心に響く。娘も同じだったであろう。私のサポートする若者が助産士を目指す人であったことは神様の導きだったような気がする。
オンラインで出会い、生の声を聞き、シャイな笑顔を見たら、フィリピンに女子大生の子供が出来たような気がしている。