曽田博久のblog

若い頃はアニメや特撮番組の脚本を執筆。ゲームシナリオ執筆を経て、文庫書下ろし時代小説を執筆するも妻の病気で介護に専念せざるを得ず、出雲に帰郷。介護のかたわら若い頃から書きたかった郷土の戦国武将の物語をこつこつ執筆。このブログの目的はその小説を少しずつ掲載してゆくことですが、ブログに載せるのか、ホームページを作って載せるのか、素人なのでまだどうしたら一番いいのか分かりません。そこでしばらくは自分のブログのスキルを上げるためと本ブログを認知して頂くために、私が描こうとする武将の逸話や、出雲の新旧の風土記、介護や畑の農作業日記、脚本家時代の話や私の師匠であった脚本家とのアンビリーバブルなトンデモ弟子生活などをご紹介してゆきたいと思います。しばらくは愛想のない文字だけのブログが続くと思いますが、よろしくお付き合いください。

2025年08月

ツクツクボウシが鳴かない。お盆を過ぎたらううるさいほど鳴いて、遊び狂った少年の私に、夏休みの終わりを無慈悲に告げた、あの物悲しい声が聞こえない。今朝一回だけ聞こえたのが、お盆後の私の記憶の二回目である。
とにかく暑い。出雲は38℃だ、39℃だと全国ニュースにはならないが、暑いことは暑い。ブログを書こうと言う気にもならなかったほどだと、ブログをさぼった言い訳にする。
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左)田圃も作っている隣の畑。手が回らなくて雑草伸び放題。
右)その隣の畑。サツマイモ畑の雑草を抜こうとして諦めて、10日以上放置状態。
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左)お隣の田圃。実ったように見えるが。
右)一角は雑草伸び放題。こんなに雑草が伸びたのは初めて見た。
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ところどころ実が入ってない穂がある。「10日ほど日照りが続いたせいかな」と言うが、専業農家ではないから「原因はよくわからない」そうだ。
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左)我が家の芋畑
9月になったら掘ってもいいのだがこの雑草をみたら気持ちが萎える。くわえて気が乗らないのはダニのニュース。この夏はダニにやられる人が出ているらしい。いわゆるツツガムシ病である。昔はダニと分からず原因不明の恐ろしい病気という意味で、ツツガムシという妖怪の仕業と恐れられていたのだ。
長袖長ズボンで虫よけをしゅっしゅっとやっておけば大丈夫のようだが、この暑さの中あえて長袖長ズボンで芋ほりをしようと言う気にはなかなかなれそうにない。
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我が家の西の畑。既報通り雑草は抜いて、今は秋の終わりに植え付けする予定のイチゴの苗を育てているだけ。その気になれば秋冬野菜は作れるが、その気は一ミリもなし。この炎天下、農作業をやる酔狂な人はいないだろう。
月二回訪問に来る民生委員さんと話したのだが、彼も去年は人参やホウレン草や大根などの種を撒いたがことごとく芽が出なかったり、芽が出ても枯れたりしたので、去年でその有様だから今年は推して知るべしで、もう秋冬野菜は作らないと言う。私に限って言えば人参は8月に植えたことはなく、早くても9月に入ってすぐ植えた時は失敗。そのほかの冬野菜は遅めに植えていたが、遅すぎてうまく育たなかったりしたので4年ぐらい前から秋冬野菜は作っていなかったが、今年は民生委員さんと秋冬野菜は作らないと改めて共同宣言したのである。
私のようなにわか百姓だが、言いたい。「日本の農業はどうなるのだろう」と。

今年のいずも演劇鑑賞会で一番期待していた作品。去年の加藤健一と佐藤B作の「サンシャイン・ボーイズ」が面白かったので、加藤健一がどんな曲亭馬琴を演じるのかとこの日(8月6日)を楽しみにしていたが、今回は芝居を観る前に「駐車場係」を務めることになった。
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鑑賞会は沢山の会員サークルで運営されているので、公演ごとにサークルが「駐車場の整理」「舞台道具の搬入」「搬出」その他、もろもろの手伝いをしなければならないのだ。私は去年は歳を理由にさぼったのだが、皆、協力しているのに知らんぷりするのも申し訳なく、今年はお手伝いに。
右の写真がその駐車場。市民会館は右手の建物。わがサークルはこの広い駐車場を受け持ち、3つの入り口に3人、奥に3人の6人が立ち、満車になるまで車の出入りを管理するのだ。
私は奥に立ち車を案内する役。
5時半前にはこの日のお手伝いの集会があり、加藤健一(馬琴)と加藤忍(嫁のお路)のお二人の感謝の挨拶がある。加藤健一がこんなに小柄な人だったのかと驚く。若い時からもっと背が高くすっきりした役者だと思っていた。舞台に立つと大きく見えるものなのだなあと今さらながら納得する。
そして、いよいよ初めての駐車場係。ところが5時38分から、上演10分前までの6時20分まで約40分余り、夏の夕日が照り付ける中、立ちっぱなし。農作業は7時過ぎから始めて8時前には終わり、夕方は陽が落ちてから水やりしかしない77歳にはひどくこたえる。
「やばいなあ、せっかく楽しみにしていた芝居なのに、寝ちゃうぞ」とぼやく。

ところが、2時間25分(休息15分)の長い芝居の間、私は一度も眠気に襲われることなく最後まで観たのであった。こんなこと初めてのことだった。「サンシャイン・ボーイズ」の時でさえ、一瞬眠りに落ちていたのにである。
理由は明らかだった。最初から最後まで、身につまされた話だったからである。
心を病む妻に悩む姿は妻の介護で一行も書けなかった私を思い出させた。目が次第に見えなくなっておびえる姿に、今の私の目のかんばしくない状況を重ねる。
馬琴はこれだけではない。最大の悩みは育て損ねた一人息子。病弱で体も心もどんどん弱くなってゆく。そして病んだ妻も病んだ子も持って行き場のない怒りを大声で爆発させる。
馬琴は悲鳴を上げる。なにもかもどうして自分は背負わなければならないのか。自分は滝沢解(とく)ではなくて、曲亭馬琴として八犬伝を書きたいのにと。
そんな馬琴の持って行き場のない怒りは息子の若い嫁お路にもささいなことで爆発する。
お路も気の毒な嫁だ。有名な流行作家滝沢馬琴の一人息子の嫁と聞いて二つ返事で結婚したら、婿は父のおかげで医者にしてもらったが、ろくに薬も作れず、嫁のお路の方が腕を上げる体たらく。引きこもりで、お路の浮気を疑り、ささいなことで怒り、どんどん精神を病んで行く。
お路は嘆く。自分の実家のように、明るく楽しくお茶を飲み、冗談を言い合って笑うような家庭であってほしいと。ところが馬琴は冗談などは言下に否定する。くだらぬ、時間の無駄だと。
お路は嘆き、ため息をつくが、彼女は底抜けに明るくたくましい嫁だった。それは持って生まれた天性だったのかもしれない。
口うるさい馬琴に叱られながらもくじけずに滝沢家の嫁になって行く。
この舞台で秀逸なのは、息子宗伯の声を風間杜夫、馬琴の妻お百の声を高畑淳子が演じていることだ。二人は一切登場することなく、家の別室で喚き、怒鳴り、絶叫し、感情を爆発させまくる。そのたびに馬琴とお路は右往左往させられるのだ。二人の声だけの出演が異常な狂った家を際立たせ、馬琴の苦しみをこれでもかと際立たせるのだ。
馬琴にできることはお路に八つ当たりすることしかない。だが、お路はすべてを受け入れる。どんな時も明るく前向きな嫁は馬琴を励まし、力づけようとする。馬琴の右目が見えなくなって、口述筆記するしかなくなるが、その代筆する者もいなくなった時、お路が代筆を申し出る。呆気にとられる馬琴。
お路は嫁いだ時、八犬伝の一巻を半分も読めず、難しくて放り投げた女である。
「漢字には偏とツクリがあるのを知っているのか?」
しかし、馬琴に手取り足取り漢字を習いながら代筆を続ける。
三年後、ついに馬琴は左目も見えなくなるが、三年後馬琴は八犬伝を書き上げる。28年かかった物語の最後の六年を嫁のお路と書き上げたのである。
書き上げた時、馬琴はお路に名前を与える。その名は琴童。お路が琴と童の文字を書いた時、私は目頭が熱くなった。
ここまできた時、この舞台の主役はお路になっていたのだ。
この舞台を見て思った。馬琴がえらいのはもちろんだけど、人として一番えらいのはお路のような人間なのだと。いつも明るく、どこまでも前向きで、優しく、思いやりがある人間。

今年の夏は雑草がすごい。最強、最凶、最恐・・・いくつ言葉を重ねても足りないくらい。この暑さで生育抜群、上にも伸びれば、根の張りようも強力。草削りしても少々の力では剥ぎ取れないくらいすごい。
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これは空豆を収穫した後の畑。2か月でジャングルのようになった。左隣がイチゴ畑だったところで、ここもこんな状態だったが、収穫が終わったイチゴの苗が枯れてやばい状態になったので草抜きにとりかかる。
7月25日               7月26日
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左)イチゴ畑の雑草を3分の1ほど抜いた状態。イチゴの葉っぱが雑草と日照りでほとんど枯れかけていた。
右)翌日、3分の2まで草を抜く。
7月27日
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左)ようやく全部の草を抜く。どうして草を抜くのかと言うと、イチゴの苗を育てて、今年の秋の終わりに植え付けするためである。来年は孫のためにイチゴの畑を二つに増やそうと思っているのだ。約100本の苗がいる。買ったら一番安い苗でも今年の秋には300円近くなっているはず。イチゴの苗に3万円なんてあほみたいな話だ。自家苗ならただである。
右)朝夕水をやり、朝、水をやった後には日除けの網をかぶせている。多分息を吹き返していま地面がむき出しのところは一面苗に覆われるはずだ。
8月1日                8月2日
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左)畑と池の間の雑草もひどいので昨日から池の畔の雑草の草削りも始めた。8時になるともうやってられないので、朝食を食べて犬の散歩をして、7時過ぎに帰宅、ほんの30分ほどの作業だ。それ以上はもう畑にでていることは不可能。それくらい暑い。

もう一つの雑草対策。それが我が家の西の庭の雑草対策だ。ここの雑草も毎年畑の雑草に負けないくらい伸び放題に伸びて、頭痛の種だったのだが、毎年草刈りしてくれる人が「あっちが痛い、こっちが痛い」と言い出して、どうやら今年は無理らしいという情報が早々と入った。そこで私もはやばやと4月ごろから、ここに防草シートを張る計画を立てたのであった。
6月1日                6月2日
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まず西側の庭の雑草がまだ伸びないうちにすべて草削りして、隣のMちゃんから借りたレーキーで綺麗に整地し、6月1日にまず試しに角地だけ防草シートを張り、翌2日に端から端まで一枚張った。
6月18日                7月11日                        
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6月18日に2枚目を張り、7月11日に3枚目を張ってひとまず完成。防草シートは8年もつそうなのでしばらくは西の庭の雑草からは解放されると思う。今年の秋から冬、来年の春にかけて敷地内で防草シートは張れる所は張って雑草との戦いから少しでも解放されるようにしようと思っている。

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