10月24日(水)は、こんなに天気がいいのは今日で最後ではないかと思われるほどの好天。特養へ行く。マッサージしてから、昼ご飯の前に散歩に出る。
今年の柿(特に富有柿)は出来が悪いように思う。隣家の柿もひどく出来が悪い。
奥さんに聞いたら、柿は裏表があるから、去年豊作だったから、今年は悪いのだと言っていた。儂は猛暑のせいだと思っていた。柿農家は裏表があっても肥料管理などきちんとやってちゃんと作るんだそうだ。そんなものか。天候の影響はどの程度あるや否や、よくわからん。
右は道端の花。散歩の初老の夫婦と出会う。「こんにちわ」と向こうから挨拶してくれる。奥さんが赤い花の種を採っているので、花の名を聞くが、奥さんも知らない。
奇麗だから庭に蒔くと言っていた。こう言う夫婦を見ていると本当に羨ましい。
特養の広い駐車場に戻ると、儂の妻も言ってくれた。
「人がうらやましがるくらい車椅子を押して」と。
ビュ~ンと押してやった。
10月27日(土)は特養のお祭り。
10時半開始なので、10時に行き、マッサージしてやってから会場へ。早いもので入所2回目のお祭り。小学校の金管演奏は毎年同じ。ポンポンを振って踊ってくれた。
「小学校時代を思い出して懐かしい、〇〇先生、私がお婆さんになったから驚くだろうなあ」と、言っていた。
その後は、民謡。安来節や関の五本松など。もちろんドジョウすくいがあって、銭太鼓もある。
その後、お昼は一緒に食べるも、途中で抜けて、儂は12時半からバザーのお手伝いに行く。お手伝いは去年と同じ、買い物の袋詰め。値付けが安いし、有線放送などで宣伝もするので、結構お客さんが来る。普段は週二回特養に顔を出し、畑で3、4人の顔なじみと話をするくらいの変わり映えのない暮らしをしているので、たまにお店屋さんごっこみたいなことをするのも楽しいものである。
久し振りの語録
「お父さんが熊本弁使うのすごくいや。ママちゃんと一緒に居るみたいで」
2006.8.5
「起こして」
「待ってて、すぐやるから」
「いやだ。いつも待ってて。言った時にして、いつもがまんしてるんだから」
2006.8.8
「左手が折れてるから抱えてあげられないの、モモちゃん(犬)」
2006.8.9
「まだ寝ないの」と、訊くと、
「家へ帰るの」
「ここが家だよ」
「本当の家に帰るの。連れてってくれるんでしょ」
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夜、オムツ交換に行ったら
「お迎えに来てくれたの」
オムツを換えていたら
「こんなところを見たら、人は何というだろうね」
2006.8.12
「私が死んだら、お父さん、焼かないでね。私なんかいつ死ぬかもしれないと思っていたから。墓守に生まれて来たんだなあと思う。出雲の」
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TVを見ていて、(俺の作品ではない)
「お父さんの作品すごくいい。泣ける。ありがとう、こういうのを書いてくれて」
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「帰ろう、お父さん」
「ここがお母さんの家だよ」
「どこがどこだかわからなくなっちゃったよ」
2006.8.13
「お父さん、寝ているところを見るといい男よ。朝日が出る前の、まだ暗いところで横に寝ているの見たら、いい男よ。みんな、そう言わない?ほかの女が声をかけない?」
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「アンドーナツ買って来て。モモちゃん、お願いってこうやってやるんだよ。お願いしたよ」
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夜、寝せつける時
「起きるの。早くおいしいカレーを食べさせろ。カッチン姉ちゃんに言いつけるぞ」
2006.8.14
「明日からお正月だから、煮しめだよ」
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オムツ交換いやがるのを
「ちょっとで終わるから」
「ちょっとじゃないよ。あっち向けたり、こっち向いたり、大変なんだから。処理するの大変なくらいおしっこ流してやるから」
2006.8.15
ショートステイのスタッフを見て
「かっちん姉ちゃんも年取ったねえ」
2006.8.23
ショートステイから戻った翌朝、「お帰りなさい」と声をかけると
「母と海外旅行に行ってきたの。NYに言って来たの。親孝行して来たの。お正月料理ばかりであきちゃった」
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「しびれはありますか」と訊くと
「痺れのある時は自分でさすります。あとアンパンを食べると治ります」
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「車椅子に乗せて下に連れてって、赤ちゃんみたいに」
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パット交換の時
「お風呂屋さんで、お母さん、横向いてとかやらないでよ。みんな、見てるんだから。衆人監視のもとで。曽田さん、幸せねえとか言われるけど、幸せなんだか……」
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「私は小さい時から預けられたでしょ。だから子供は絶対預けないと思った。朝早くから別れて、ご飯も一緒に食べられないし、どれだけずっと待ってたか」
2006.8.24
「ここは府中のライオンズマンションじゃないよ」
「なんでそんなこと言うんだ。ばかたれ」
(注:昔住んでいたマンション)
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ヘリの音がして
「〇〇兄ちゃん(従弟)じゃない。ヘリコプターで帰って来るんでは。そこの中学校へ」
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唐突に
「あっ、今〇〇さん(従妹)、出発、今日の11時頃着く」
2006.8.25
様子を見に覗いたら
「あなた、私の夫でしょ?様子見に来たの?やきもちやいて見に来たの?」
2006.8.26
「あっ、くすり(飲ませるのを)、忘れてた」
「発作起きたら、お前のせいだぞ」
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「私が死んだら、ああやって、親子三人拝んでよ」
(TVを見て)
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「私の夢はね、お父さんの背中を流してあげること」
2006.8.27
ひょいと顔を見て、
「あら、お父さんだったの。何でここにいるの」
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薬を飲ませたら
「優しいのねえ、今年初めて優しくしてもらった」
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ベッドに移乗させると
「優しいねえ。こんなに優しくしてくれたら、ママちゃんも、ミーコおばちゃんも安心して帰るよ」
2006.8.31
「私ね、お金貯めて、〇〇ちゃん(娘)にもっといいピアノを買ってあげたい」