雨が上がって、さあ、9日月曜日から暑くなるぞと身構えていたら、9日にいきなり梅雨明け宣言。急に暑くなるとこたえる。9日、10日と植木屋さんが来る。お茶出しがあるので、2日間は家に居て畑の作業などに集中する。


じゃが芋を掘った後にすぐに9日、10日と二日かけてネギを植える。これにはフカーイわけがある。我が愛読書になった『野菜だより』によると、ジャガイモは連作できないし、他の作物との相性も悪い厄介な野菜なのだそうだ。ジャガイモ作って7年、初めて知りました。だが、そのジャガイモにもたった一つ相性のいい野菜がある。それがネギだそうだ。そもそもこのネギは大変なすぐれものの野菜で、地中の生な有機物を好み、分解し、結果土壌を清浄化するのだそうだ。ジャガイモは生な有機物のある土壌が大嫌いなので、このネギを植えた後の畑にジャガイモを植えるといいのだ。ネギはジャガイモの残渣をもことごとく分解消化する。ジャガイモとネギの連作をすればするほど土は良くなり、ジャガイモは無肥料で栽培できると言う。それこそ新農法が目指すところである。指南書にはジャガイモを掘ったら、すぐ翌日にはネギを植えろとあった。
ところが、困ったのは今の時期、小さな苗しか売っていない。こんなものを今から植えていたのではネギが十分成長してくれない。来年2月には黒マルチを張り、1カ月地温を上げて、3月には植え付ける予定なのだ。勿論、来年も新農法をするつもり満々なのである。
そこで目を付けたのが、池の東側に植えていた九条ネギ。こいつはしっかり成長しているので、これを全部引っこ抜き、一本一本ばらばらにして、ジャガイモ畑の後に植え付ける。深さ30㎝の溝を二本掘り、ネギを植えると土を数センチ掛けて、足でしっかり押圧し、溝には藁を敷き詰める。これは乾燥を防ぐためである。ところが、九条ネギは溝一本半分しかない。そこで九条ネギの小さい苗のポットを買って来て、残りの溝半分は小さい苗を植える。


池の東の九条ネギが植えてあった畑には、根深ネギの苗を買って来て植える。これは来年の今頃には立派に成長しているはず。来年の植え替え用兼食用である。この暑さであるから、この後、勿論しっかり敷き藁をして、乾燥防止に努める。
右は今年も立簀を張る。16日から妻が外泊で戻って来る。夏の必需品だが、今年からもう完璧に補強はしなかった。この暑さの中でそこまでやる元気も気力もないので、簡単に縛り付けただけである。台風が来たら、補強するか、一旦取り外すかその時点で考えるつもりである。


7月12日。トマトがぐんぐん伸びるので、左の写真の右半分の『垂直栽培脇芽ぐるぐる縛り』の頭を切り落とす、これ以上伸びたら手も届かなくなる。ところでその左半分が『土カチンカチン農法』である。その一番左の背丈が低くなっているのが分かるだろう。これは右の写真を見れば分かるように、茎をずり下げたからである。こうして茎を下へ下へと下げて行けば、トマトの茎が伸びても大丈夫なわけで、これを続ければ10月頃までトマトが採れるらしい。これまでは背丈を越したら、頭をちょん切っていたが、今年から何本かはこの方法で育てられるところまで育ててみようと思う。
この他にも、頭を切って成長を止めても、脇芽を伸ばしてはトマトを取り続ける方法で長い間トマトを食べることが出来るそうだ。これも楽そうだから試みてもいいかなと思っている。


左の写真。残りの3本も茎をずり下げて丈を低くした。
こうしてトマトをたくさん作るのもいいけれど、早や13日の段階でこの調子。毎日台所にたつたびに、4個、5個と食べているが食べきれたものではない。救いはトマトの味が良くなったことだ。先週の段階ではひどいものだった。まずいのなんのって。落胆の極みであった。水は出来るだけやらないようにしているトマトが先週までは水浸し状態だったから、多分旨味も凝縮しなかっただと思う。梅雨明けして週半ばから急にトマトにコクが出たような気がする。
左の小粒のトマトは垂直農法の実である。8本も脇芽を縛り付けて育てるのだから、そりゃあ大きくなりようがないだろう。脇芽にも実が出来るから、ものすごい数のトマトが育ちつつある。その味だが、これが馬鹿にしたものではない。トマト全体に言えることなのだが、暑くなって畑がからからに干上がって来たので、トマトの味も良くなったのであろう。この小粒のトマトも結構いけるのだ。小さいからかえって食べやすいぐらいだ。右のトマトは一回に4、5個食べたら、腹いっぱいになるのだが、小さい方は倍くらい平気で食べられる。
問題はこれからこの大量のトマトをどうするかだ。冷凍保存だけでは能がないので、何か美味しく食べられる方法を探そうと思っている。
坊ちゃんカボチャを初収穫。7月12日。母に煮てもらう。粉を吹いてほくほくしてとても美味かった。ただし、鍋は再起不能なくらい真っ黒けになる。どうして鍋から離れ、そして見事に忘れてしまうのか。
これから煮物が頼めない。
これからどんどん出来そうな気配。坊ちゃんカボチャは失敗した記憶がない。この調子だと豊作間違いなし。ナスも良くできている。