豊作と喜んでいられたのはわずか3週間足らず。あっという間にイチゴが終わってしまった。昨秋からのあの作業は何だったのか。苗が31本で8000円余。それに肥料代、支柱、防鳥ネット代を入れたら赤字である。悲しくなるから人件費は初めから考えないことにしている。霜よけの藁を敷いたり、黒マルチを張ったり、苦労の数々を思い出すと、費用対効果の薄さに泣きたくなる。もう、来年からは止めようと思うが、それでは支柱や防鳥ネットが無駄になる。折角、ノウハウを手に入れたので、この秋からは苗を買わず、ただで作ることにした。イチゴの終わった苗から子供の苗を取って植えればいいのだ。肥料代だけですむ。それなら3週間足らずで終わっても我慢の範囲である。
と、いう訳で気を取り直して、さつま芋の植え付けにとりかかる。
その前に、例の新農法トマト栽培。脇芽ぐるぐる縛り。
5月20日


左の写真の3本横に出ているのが脇芽。常識ではすべて取るのだが、3本を支柱にくっつけるようにまとめて縛る。この後もこの上に出て来た脇芽を縛り付け、今のところ数本の脇芽を縛り付けている。皆、呆れて見ている。見世物状態であるが、見てる分には面白いと思う。
5月25日
12日に安納芋バイオの苗ツル10本を植え付けた。いよいよ本命の紅はるか20本を植えようと思っていたら隣保の葬式になる。9時に驚き見舞いに行き、すぐに隣保全員集まって役の割り振り。今回は火葬場について行く役になる。27日が葬儀なので今回も3日勤めになる。


麦マルチの麦を抜き、前日に黒マルチを張ったものに、苗を植え付けるのだが、作業にかかったのは夕方。

苗ツルの植え方には上図のように、垂直に突き差す方法と、斜めに植える方法と、船形に植える方法がある。
私はこれまで6年間は斜めに植えていた。ところが解説書を読むと、船形に植えるのが一番いいと書いてあったので、5本だけ船形に植えてみた。
5月26日
火葬場の付き添いは、今日は特にやることはない。香典のお返しに挨拶状を挟み込むことぐらい。日曜に特養へ顔出しする予定だったが、明日は行けないので、土曜日に特養へ行く。マッサージをして、一緒に昼飯を食い、天気が良かったので散歩する。
その帰りに、安納芋の苗ツルを書い足しに行く。10本植えたうちの3本が枯れてしまい、カッコ悪いので植えなおそうと思ったのだが、もうどこも苗は売り切れが多い。特に安納芋がない。一つだけあったが、50本束を買うのは勿体ない。仕方ないので金時の10本束を買い、また夕方3本植える。残った時間で茄子の隣に残った7本を植えるための畝を急遽作る。
5月27日
この日は朝8時から空き缶拾いがある。地域の行事だから、葬式があっても、さぼるわけには行かない。
家の周りのゴミ拾いをしてから、葬儀。私は火葬場へついて行き、葬家の飲食代を立て替え払いし、葬家が葬儀場へ向かったら、葬儀場の係に「いま出発しました」と連絡する。実は一番楽な役なのであった。
夕方、葬儀は終ったが、実はこの日は隣保の集金会もある。大急ぎで夕食の準備をし、7時に集会所に集まる。集会所の改修の話があって、いつもより長くなる。葬儀では楽な役だったのにくたびれ果てる。普段は酒なんか飲まないのに、ビールを二缶も飲む。
5月28日
朝6時半に目が覚めたので、畑に出て、一昨日作った畝に黒マルチを張り、残った金時の苗を7本植える。これで芋終了。紅はるか20本、安納芋7本、金時10本。これでようやく植え付けシーズン終了。
もうあらかた田植えは終ったようだ。これが特養へ行く時にいつも不思議だなあと首を傾げる田圃。
田圃の端に浮島のように四角い雑草だらけの地面が突き出している。どうして削って田圃にしてしまわないのか?
理由を知りたいのだが、この田圃の持ち主に未だかって一度も出くわしたことがない。いつか会ったら絶対に聞いてみようと思っている。