昨日は強い風が吹いた。妙に生温いなあと思っていたら春一番だった。例年より1週間以上(?)は早いらしい。あれだけ大雪が降って、駐車場にはまだ雪の山が残っていると言うのに。今日から出直しの外泊なので、とりあえず暖かくなったのは助かる。
おふくろが落ち着き、明日から妹が助けに来てくれるので、それに合わせて外泊をずらした。もし、またおふくろが悪くなっても、妹がいてくれるので妻の相手が出来る。
内科は訪問医になったが、整形外科はいつも妹が来た時に連れて行ってもらっている。
明日から十日ほど妹が晩飯を作り、親の朝昼の面倒も見てくれる。私は妻の朝昼に専念するだけでいいから、これは本当に助かる。
外泊時には特養で毎日記録しているノートを借り出し、そこに外泊中の食事などを記録して返却する。
2月14日の記録を紹介する。
今日はバレンタインだと伝えると、「チョコ買わなきゃ」と言われました。「手作りじゃないんですか?」と聞くと、「手作らないです」と笑われました。ご主人に上げる日ですよと言うと「一緒に食べるんだよ」と微笑ましいことを言われました。
と、書いてあった。
いかにも妻らしくて目に浮かぶ。
特養でこういう会話が交わされていることを知るとほっとする。
先日、ブログに小室哲哉がkeikoの言葉を載せたところ、そういうことはするべきではないと言った評論家(?)らしき人の発言があり、どきっとさせられた。言わんとすることは分からんではないが、同じようなことをしている身としてはへこんでしまう。それも確かに正論だと思う。有賀さつきのように沈黙を守った人がいると余計に。しかし、それでは妻やkeikoのような障害を負った者は、永遠に黙っていなければならなくなる。それは疎外されることを意味する。それを私は恐れる。トンチンカンだったり、間違っていたりするかもしれないが、その落差を考えることで、見えて来るものがある。実はそれが障害者の声なのではないかと思うのだが……
語録(9)
2016.4.5
「モモちゃん(飼い犬)うらやましいぐらい甘えてるよ。(お父さんに)」
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「お父さん、いま笑った顔すごくよかった。可愛かった」
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「モモちゃん、人間になったら、かずのこわさび食べられるのよ」
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TVを見て
「80になってヒマラヤ行くなんて、私は言わない。迷惑かけるだけ」
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何かのTVを見て
「近頃涙っぽくなった。こんな曲聞くと〇〇(息子)たちの小さい頃をふわっと思い出すの」
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「私が幼稚園の先生になったら泣いてばかりだろうね」
↓
「将来なろうかなと思ってるの。〇〇(息子)たち、卒業したら。おばさん先生になってもいいんじゃない」
2016.4.6
ベッドで排便の時
「お父さん、出きらんから出して。(赤ん坊のこと)お腹見て。ここに一個いるの。ゴム手して出して」
「待ちくたびれた。私の方、早くして。早く生ましてちょうだい。早くしてください」
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娘がフランス語検定で表彰されて
「私の血なんて、明後日の方へ行ってる」
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「このぐずろ(俺のこと)に何年付き合わないかんの」
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「左足折れてるからね。右足みたいに曲がらんからね」
2016.4.7
俺をイトコと間違えるので
「俺はヒロヒサだろう」
「仲良くしてないから忘れた」
2016.4.8
「ありがとう。優しくしてもらうのが一番幸せ」
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「お父さん、お父さんとうるさくなるよ。いやだったら飲んで帰っていいよ」
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「優しくするって当たり前のことでしょ」
2016.4.9
排便の時
「生まれよう生まれようとさすから、怖いの、この子。お父さん、見たでしょ。可愛かったでしょ」
2016.4.10
「私、食べてません。病気だと思って馬鹿にして」
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「お父さん、一人旅行っていい。〇〇ちゃん(娘)が最近すごくすすめるの。北海道の奥がいいって」
「ご飯すぐ作るから」
「そんなに頑張らなくていいのよ」
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「起きる、ご飯だよ」
「出して、早く出して、ぐずぐずしてるのきらいだ……起きてお風呂場で産むの……いやだ、そんなの、早く生ませて……」
2016.4.12
洗濯物を干しに行くと言ったら
「行かないで、側に居て、愛しているから。いつも夢で言ってるでしょ。側に居てと。ピューと行っちゃうの」
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TVで「純情きらり」を見ていて
「みんな泣いてるよ、お父さん、上手」
わしの脚本と思い込んで
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子供が弁当を作ったというTVを見て
「〇〇ちゃん(娘)にも作らせる。泳いで帰って、疲れてると言っても作らせる」
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△△(息子)や〇〇ちゃん(娘)が泣かなくなったと思ったら、モモ(犬)がなくの」
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寝ていて、パット交換時
「痛いよ、ちくしょう」
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「ちょっと待って」と、言ったら
「待って、待ってと言わないの。私も〇〇するの待って、××する待って、ちょっと待ってと言うよ」
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「〇〇ちゃん(娘)が留学している間、私働く。20万ぐらい稼げるよ」
2016.4.14
「朝からカレーライス食べさせてもらった。少し寝ると(病気するとの意)いいよ」
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〇〇(娘)と電話して、
「会ったら泣くかもしれない。感動で。抱きしめてあげたい」
2016.4.15
TVのお天気姉さんを見て
「夜の目つきで出て来た。あれが男の人は好きなんでしょ」
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「お風呂行こう」と、頼まれて
「明日連れて行ってあげるから」と、なだめる。
「手をつないで行こう」
2016.4.16
「熊本に帰りたい」
「なぜ」
「寂しいから。おしゃべりもないし」