3月31日 割れたキャベツ 3月31日 モンシロチョウ
左端はまともなのが出来たので収穫した後。右の5個が割れてボロボロのキャベツ。左から3番目と4番目はよくできているように見えるが、反対側から見ると割れぼろぼろになっている。だが、炒めたり、千切りには出来るので収穫する。見栄えは悪いが春キャベツには違いないのでそこそこ食べることは出来た。
キャベツが割れる原因をネットで調べたら、内部の結球が早すぎると外側の葉の成長が間に合わなくて割れるらしい。雨が降って水分をたっぷり吸収したところに高温が続いても割れるらしい。わが家のキャベツは後者のようだ。
3月31日
枯れたスギナ。
2、3日前にラウンドアップの原液を刷毛で塗り付けたスギナ。原液の威力は凄い。
だが、根がどこまで枯れているかが問題。
スギナの根は深い。軽く30㎝はあって、さらに横に伸びている。少しでも残っていたらまた伸びて来る。根絶するのは不可能と諦めてはいるのだが、深くまで枯れていることを祈るのみ。
4月1日 霰 4月6日 散歩コースの桜
夕方、突然、霰が降り、あっという間に庭が白くなる。1日、2日は急に寒くなり、冬に戻ったようであった。4月2日は特養の花見だったが、寒くなったのと、儂が急遽病院に呼び出され、父の治療方針についての話があったので、妻の花見は断る。
花見参加者は少なく、車の中から花見して帰って来たそうだ。3日からは好天が戻る。(このブログは9日に書いているが、明日はまた冬のように寒くなるらしい)
4月6日
散歩コースの桜も咲き誇る。毎晩7時過ぎにこの川沿いに奥へ向かってひたすら歩き、引き返して来る。インフルエンザに罹ってからは厳寒期の散歩は一ヶ月以上休み、3月になってから再開している。4月に入ると夜気もぬるみ春になったことを実感する。
4月8日 晩生玉ねぎ大ピンチ!
病気が発生。これは隣の畑。3分の1ほど抜いたが、病気は広がっている。畑先生はべト病ではないかと言っていたが、畑先生の畑にも染っている。
儂の畑の葉っぱにも白い斑点が浮かんでいるので、多分、染っていると思う。もしそうならこの勢いで行けば全滅間違いなし。
こんなこと初めてである。後2ヶ月で収穫できると思っていたのでがっかりする。
原因はわからない。畑先生も長い間玉ねぎを作っているが初めてだと言い、
「だんだん作りにくくなったなあ」
と、ため息をもらす。近年の天候の異常が育成を阻害するだけでなく、その影響で病気を発生させているのではないかとの見解。2年前にはジャガイモが枯れて全滅したこともあった。
実感のこもった重い言葉である。畑先生は十年一日の如く、毎年、同じ作物を同じ頃に堆肥を撒き、石灰を撒き、化成肥料と鶏糞を撒いてから植え付けている。言わば農業の定点観測をしているようなものだ。儂のように新しい野菜が登場したらすぐに飛びつき、雑誌で新農法を見つけたらすぐに試すような浮気者とは違う。作物の育ち方の微妙な変化や異常を感じ取っているのだろう。出雲市の外れの小さな畑の出来事だが、これからの農業の行く末を暗示しているような気がしてならない。太陽を一杯浴びた、新鮮な野菜が食べられる、そういう世の中であってほしいものだが。