月曜に申告書を提出、Mちゃんに見舞いを届ける。そこで心配なのはMちゃん何を食っているんだろうということ。聞いてみたら、自分はずっと炊事や掃除、洗濯はやってきているから大丈夫だと言う。奥さん、身体が弱くなり、昼ご飯を食べに帰る時以外は自分でやっていると言う。そんな話は初めて聞いた。どんなものを食べているのか聞いたら、この前生まれて初めてカレーライスを作った。うまかったよと笑っていた。73歳で初めてのカレーライスだなんてこれはイカン。
そこでポトフとかミネストローネとか食ったことあるかと聞いたら、何じゃそれというではないか。コンソメスープは作ったといっていたので、火曜日にポトフを届けると約束する。ポトフなら似たようなものだと安心させる。ミネストローネはトマト味のスープだと解説したら面妖な顔をしていた。
と、いう訳で二人分を作る。右の大きい鍋がMちゃんの鍋。分量は同じである。ポトフのスープを使うから簡単なものだ。Mちゃんの奥さんは料理が上手でこれまでにも煮しめや釣って来た魚で刺身を作って届けてくれた。これくらいのことしないと申し訳が立たない。儂のポトフは魚ニソ入りだが、Mちゃんも魚ニソではかわいそうなので、「ソーセージある?」と聞いたら、「あるよ」と出して来たのが魚肉ソーセージ。思わず笑いそうになった。という訳で、Mちゃんのポトフも魚ニソ入りになった次第である。これでMちゃんも儂も三日は助かる。予定では60日の入院になると言うから次は何をとどけようかと思案している。ミネストローネだとポトフ同様楽なのだが口に合うかなあ。