長い間、寝ている間に3回はトイレに立っていたのだが、夜間頻尿対策を始めて10日めの昨夜は1回しか行かなかった。正確に言うと、真夜中の2:30に1回。2回目に催したのが朝の6:45。毎朝7:00に起きているので我慢して7:00に起きてトイレに行ったのだが、これは大目に見て勘定の内に入れないことにしても許されるだろう。対策開始10日でこの効果は誇っても良いのではないかと思い、夜間頻尿に悩む御同輩や将来の予備軍のためにご報告することにしました。

2、3年前頃からか夜起きてトイレに行く回数が気になり始めていたが、それほど深刻に考えてはいなかった。それが今年になって急に辛いと感じるようになった。朝すっきりと起きられない。寝たりないなあと思いながらどんよりした頭をふりふり動き出す。午前中はどうにかパソコンに向かっていられるのだが、昼飯を食って午後になるともういけない。眠気がひどくなり、頭がぼーっとして思考がまとまらない。今は「多胡辰敬」の小説の先の方を書いているのだが、まるで進まない。毎日、読み直しては書き直してばかり。体操選手の着地がぴたりと決まるような文章が書けない。
妻が特養に入ってからは夜は11時に寝て、朝は7時に起きる生活を続けて来た。両親の朝の世話があるからどんなに眠くても起きなければならない。父が死に、母がグループホームに入ったので、朝はゆっくりしても良くなった。いつまで寝ていてもいいのだが、性分が許さない。そういうだらしない生活をしたくないのだ。7時に起きて最大限に一日を使いたい。9時前には「コメダ」に入って午前中はパソコンに向かい、「神立食堂」で昼飯食って、午後はイオンの「アレア」でまたパソコン。夕食食ったらまたパソコン。それが理想のルーティーンだったのだが、それも最早風前の灯状態に陥ってしまったのである。
11時に寝たら、1時から2時頃までに1回目のトイレ、2時から3時半頃までに2回目、3時半から5時頃までに3回目。そして7時に起きてのトイレが4回目となる。
1回目のトイレの時はいつもかなり寝たような気がしていたのだが、時計を見たらまだ1時だったりして愕然となっていた。「まだ1時かよ」ぼやきながらトイレに行っていた。そして「3時かよ」「5時かよ」と嘆きながらトイレに行く夜を続け、いよいよ病院にでも行かないといけないのかなあ。それも面倒くさいし、かったるいなあと思っていた時、偶然、NHKの「ためしてガッテン」で夜間頻尿の対策を放送したのであった。ご覧になった方もいるだろうが、見ていいない人もいると思うのでご紹介する。これは受け売りだが、その後に儂ならではの+αとなったと思われる要因を紹介します。

先ずは夜間頻尿のメカニズムから。
取り込んだ水分は血管に入り、体内を巡り、膀胱にたまり、排出される。その血液を体内に送るポンプの役割をするのが心臓であるが、実はもう一つポンプがある。ここがミソ。それが足の脹脛(ふくらはぎ)の筋肉。これが末端まで回って来た血液を心臓まで送り届ける役割を果たしている。ところが加齢で脹脛の筋肉が弱くなると血液を十分に送ることが出来なくなり、水分は脹脛にたまってしまう。そうするとどうなるかと言うと、夜、寝た時に足は水平になるので途端に血の流れがよくなり、膀胱にどんどん水分がたまる。それが夜間頻尿になるのだ。
その証拠に若い人は日中の排尿量は多く、夜間の排尿量は少ない。だが高齢者は当然の如く日中の排尿量が少なく夜間の排尿量が多くなる。
そこで対策としてあげられたのが、日中の血流をよくする方法。日中沢山排尿すれば、夜は少なくなる道理である。その一つが「弾性ストッキング」を履くこと。入院患者がエコノミー症候群を予防するために履くようなやつである。他にも紹介されたが、ただ履いていればいいので儂は金はかかるがこちらを選ぶ。
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3300円もするストッキング。高血圧や心臓病、腎臓が悪い人など使えない人がいるので医者に相談してから使わなければいけない。膵臓が悪い人はだめとは書いてなかったので医者に相談することなく買う。気がかりだったのは、この夏にひざ下まであるストッキングを履くこと。蒸し暑さに耐えられるかと心配だった。履くのに苦労するくらいきつく締め付けるのである。しかし、履いてみると思ったほど蒸し暑さは感じなかった。
足首と脹脛の周囲の長さを計ってから購入。
購入したのが7月17日。その日の午後から履く。履くのは日中だけで、儂は7時半ごろから夕方の5時半頃まで履く。
18日 夜中3回
19日 2:40  5:30
20日 6:00
この時点で、奇跡が起きたかと舞い上がったが、さすがにこれは何かの間違いだったようだ。たまたま何かの拍子に偶然起きたようだ。翌日からメモを取る。
21日 2:40  5:30
22日 1:20  4:40  6:30(やっぱり何かの間違いだと思う)
23日 3:00  6:30
24日 2:00  6:00
25日 2:40  5:30
26日 2:45  5:00  6:30
27日 2:30  6:45(7:00にトイレに行く)
朝起きてすぐにトイレに行く(儂の場合は7:00)のも専門的には夜間頻尿に数えるので、夜中に3回起きていた儂の正しい夜間頻尿数は4回なのだが、ここでは寝ていた時だけを勘定する。一目瞭然、ほとんどの日で一回目に起きていた1時台の排尿がなくて、ほとんどの日が3回のトイレが2回に減っていることが分かる。そして27日は2:30に一回起きただけとする。「ガッテン」では一ヶ月ぐらいしたら効果が出ると言っていたが、たった10日でこんなにも効果があるものなのか。嬉しいのだが、やっぱり間違いではないのかと半信半疑。本当にこういう経過をたどって良くなるのか、そこまでTVでは言ってなかったし……。「なんでだろう、なんでだろう」とテツ&トモのように呟いていてはたと思い当たることに気が付く。
鍵となったのはこの言葉。「加齢で脹脛の筋肉が弱ると……」
儂の脹脛の筋肉はそんなにひどく弱ってはいないのではないかと言うことだった。1年10カ月前からウォーキングをしていることはこのブログでも書いている。始めた頃は36、7分かかったコースを今は早い時は31分で歩いている。まだある。去年の暮れからラジオ体操もしていた。運動をやり始めると一種の中毒状態になる。ウォーキングだけでは物足りなくなってラジオ体操も始めたのだ。YouTubeがあるのでスマホさえあればいつでもどこでも出来る。第一から始めて、物足りなくなって第二もやって、首の運動もあることに気が付き、第一首第二を毎日やっている。それだけではない。先月の6月24日から3つ目の運動も取り入れた。これは自粛生活で家に居る人の為に大学の体育の先生がTVで教えてくれたスクワットである。普通のスクワットにブルガリアンスクワットをプラスしたスクワットでこれは効いた。完全に筋トレである。まだ一ヶ月にならないけれど、回数を増やしたらみるみる脹脛が膨らんで行った。儂の脹脛は思った以上に鍛えられていたのではないか。そこへ「弾性ストッキング」の刺激が加わって効果を上げているのではないか。今ではそう信じている。儂の脹脛パンパンだもの。
一喜一憂せずに続けてみる。夜間頻尿0を目指して。来月の終わり頃、また報告します。