面会がまた中止になってしまった。6月24日と7月8日とまだ2回しか面会していないのに。
何と例の出雲市で発生した女子大生コロナ患者の所為だと言う。2ヶ月ぶり、25人目の患者だ。以下は山陰放送のテレポート山陰のニュース。
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女子大学生の感染 1000人規模のPCR検査実施へ 

2020716

島根県立大学出雲キャンパスに通う女子大学生が新型コロナウイルスに感染したことを受け、 県などは、出雲キャンパスに通う学生・教職員およそ600人と接触者ら、最終的におよそ1000人規模でPCR検査を実施する見込みです。
県によりますと、15日に検査した106人は全て陰性で、女子大学生の接触者94人も含まれているということです。 女子大学生がアルバイトをしていた出雲市の「ナンバホームセンター出雲ドーム店」は、客と従業員の安全を考慮し、15日から臨時休業しています。 店の本部によりますと、女子大学生は7月8日と12日に勤務していましたが、発熱などはなく、 マスク着用やアルコール消毒の感染予防策をとっていたということです。店は、今後も保健所と連携し、接触者の確認に努めるとしています。 16日に新たに分かった女子大学生の行動歴は、6日と7日に大学に登校。 6日・7日・9日・12日・13日に「やきとり家すみれ出雲店」でアルバイトをしていました。東京での滞在先は友人宅だということです。

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上京して新宿の小劇場で7月1日~5日まで連日観劇してコロナをうつされてしまったのだ。
儂は15分の面会を2回、延べ30分しか会っていないのに、女子大生はイケメン俳優に延べ何百分見とれていたのかと思うと言うまいと思えど「なんだかなあ~」である。本当は厳しい言葉をぶつけたいところだが、自分の年齢も考えないといけないし、個人攻撃や、コロナ患者への偏見を増長させるようなことになってはいけないのでこういうところでは言わないことにしている。
先日、娘が東京からスマホ面会した時、時間になったので「お母さん、娘に最後に言っておくことないなの」と聞いたら、「○○ちゃん、がんばるのよ」と言ったそうだ。「その時のお母さん、一瞬きりっとしたような気がしたよ。お母さんの中に残っているものがあったんだねえ。そんな気がしたよ」と娘が言っていた。だから、儂も次の面会を楽しみにしていたのだ。おかげで、また、いつになるかわからなくなってしまった。
家族の落胆は大きいけれど施設の人たちも大変だ。「ナンバ」は近い場所にあるし、儂も時々買い物に行く。今回は前回までと違い、接触者が膨大だからそれは神経を使うことだろう。実は娘が今週にスマホ面会の予約をとろうとしたら、今週は連日会議があって無理になったと言っていたが、きっとこの件で対策の会議をしていたに違いない。
たった一人でこれだけの影響が及び、これだけの騒ぎになる。GoToキャンペーンなんて正気の沙汰とは思えん。政府は重症者はでていないから少々感染者が出ても経済優先で行くと決めたのだろうが、つけは必ず弱い者のところへ行く。今頃になって慌てて東京だけは除外するそうだが姑息なことをする。為政者への信頼をまた一つ減らしただけだ。とっくにありはしないのだけれど。
妻が好きなスイカでも差入れしてやろう。それしか出来ることがない。