6月4日。玉ねぎを収穫する。
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左は早生の玉ねぎ。本当はもっと早く収穫できたのだが、面倒くさかったので畑に放置しておいて、必要な時に抜いて食べていたが、晩生の玉ねぎを収穫するのに合わせて抜く。右は分葱。これも放置しておいたので抜く。
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左が晩生の玉ねぎ。早生も晩生も極端に出来が悪かった。小さい小さい。2回追肥するのにうっかりしていて1回しかやらなかったせいかもしれない。しかもマルチだから面倒くさくてマルチの小さな穴にちゃんと化成肥料を入れてやらなかった。ばらばらと撒いて、雨が降ったら溶けて流れ込むだろうと虫のいいことを考えていたのだが、手を抜くとこのざまだ。
右の写真の左が地這えのミニトマト・ジャングル。右の支柱が立っているのが普通のトマト・麗夏。5月の連休頃植えたのが順調に育っている。

6月5日
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左のナスは雄蕊に囲まれて雌蕊が見えない。右のナスは雌蕊がしっかりと見える。雌蕊が見えるのは肥料が足りている証拠。左は肥料不足。という訳で足りている方も足りない方も肥料を景気よくぶち込む。

6月20日おくら。
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二本出来ているのに気が付く。
母が日曜に戻って来た時に、冷やしとろろおくらそばを作って食べる。なかなかイケる。

6月24日。悲惨な安納芋。
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5月23日に植えた安納芋がもう水をやらなくてもいいだろうと大腸検査の一泊二日をはさんで何日か手を抜いたら枯れ始める。慌てて水をやるも時すでに遅し。30本中10本枯れる。
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真ん中の勢いのある苗にツルが3本伸びていたので、2本を切り取り、枯れたツルの後に植える。2回に分けてツルを取り、10本植え直す。

6月25日。サラダ甘長収穫。
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生で食べる。初めて。本当はマヨネーズが美味いのだろうが、儂は脂質が高いマヨネーズはもう一年以上食っていない。ノンオイルのドレッシングがあったので付けてぽりぽりと食べた。癖になりそう。来年は本腰を入れて作ろうと決める。

6月26日。カラスめ。             6月27日。レタスめ。
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楽しみにしていたトマト一号に穴を開けられる。
レタスはあっと言う間にとうがとうがたつ立つ。この時期のレタスは食えたものではない。来年からは作らない。

6月28日。鴨め。
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今年も鴨のカップルがやって来た。水辺に一羽。池に一羽。鴨は可愛い。

じゃがいも
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左から銀マルチが「男爵」。黒マルチが「とうや」と「ノーザンルビー」。右端が「とうや」と「ノーザンルビー」の余ったものを普通に植えた畑。
右の写真は銀マルチと黒マルチを剥いだところ。大して出来ていないように見えるが、土を掻き分けるとごろごろと出来ていた。
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左が「男爵」。右が手前「とうや」。向こうが「ノーザンルビー」
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余ったじゃが芋を世間様と同じように植えてみた。掘ってみたらこれだけ出来ていた。今年はじゃが芋は豊作であった。堆肥をたっぷり入れたし、じゃが芋専用肥料もやったお陰かも知れない。

6月29日
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左は茄子。勢いが凄い。「茄子は水で育つ」。農業書の言葉だが、端的で力のある言葉だ。普通は「茄子は水を好むので水をやりましょう」ぐらいのことしか書いてない。それを「茄子は水で育つ」と言われると、短い言葉が一瞬にして心を掴み、儂のような男にも農業魂を植え付ける。言葉の力とは大したものだと思った瞬間である。
「茄子は水で育つか」と呟きながら、じゃぶじゃぶ水をやっている。毎年、この勢いでやっていればいいナスが出来たのに。いい言葉と出会わなかったからだ。いい言葉と出会いたい。
右は南瓜畑。どんどん伸びる。

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坊ちゃんカボチャがもうすぐ収穫できる。
右はトマト。カラスを防ぐために網を張った。隣近所、みなカラス対策に大わらわである。

6月30日。トマト初収穫。
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カラスから守った。スーパーで売っているような見てくれのいいトマトではない。だが、一口食べて驚いた。子供の頃、夏休みに田舎で食べたトマトがそこにあった。素朴で土の匂いがするトマト。「ああ、トマトてこんな味だったんだ」と思い出させてくれた。スーパーのトマトのように甘く柔らかく食べやすくはない。スーパーのトマトは箱入り娘。これは出雲の田舎娘。毎日一個ずつ熟れる勢いで育っている。このところ毎晩冷やしトマトを食べている。