今年の冬は暖かくてもう雪は降らないのではないかと思っていたら、2月6日に積もると言うので期待して朝起きてみたらこの程度。
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これがこの冬初めての雪らしい雪なので、初雪と言えば初雪になるのか。
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畑もうっすらと雪化粧。          道路の雪はすっかり消えてしまっている。
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愛車のおんぼろ軽。三菱ミニカ。1センチくらい雪の布団をかぶっている。
右の写真はお昼に世話になっている神立食堂。激しく雪が降り出したので、いよいよ昼から積もるのかと思ったらすぐにやんでしまう。夕方にはほとんど融けてしまう。松江で14センチも積もったのが嘘みたい。30キロちょっとしか離れていないのに松江と出雲はずいぶん違う。
翌日からまた一気に暖かくなる。まるで春の陽気。花粉で目がかゆくなる。暖かいのは悪くはないのだが、冬らしい寒さの洗礼を十分に受けないで、暖かくなられるととても気持ちが悪い。
2月16日
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荒神様の清掃。毎月一回、総代と自治委員3人と町内委員3人が掃除をする。総代は毎回出て来て、自治委員と町内委員は順番で1人が出る。2月は町内委員の儂の番。寒い冬は嫌だなあと思っていたら雨上がりの生温い日で助かった。半紙に包んだ豆が沢山落ちていた。総代さんと二人で誰か豆まきしている人がいるんだねえと感心する。こういう掃除も止めるわけには行かない訳だ。
その夜から、強力寒気団がやって来て西日本や日本海側は大雪になるとの天気予報。
前回の雪で今年は打ち止め、もう雪は降らずにこのまま暖かくなるものだと思っていたので、俄然嬉しくなる。冬はやっぱり雪が降らないと冬とは言えない。やっと冬らしい冬になる。人も木も草も花も作物もきびいしい寒気にぎゅうっと締め付けられないと、暖かくなった時に爆発できない。
2月17日
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朝起きたらこんなもの。なあんだである。それでも今日はこれから日中に降るかもしれないと言うので、ボロ軽に長靴とスコップを積んで街へ出るも、時折り激しく降りはするのだがすぐにやんで積もる気配は皆無。そのかわり風は烈しく、冷たい。
毎晩、夕食後、7時前後からの散歩は続けている。雪は降らないが、風は強く、うなりを上げて吹き、寒気は身が縮み、震えあがるほど。こんな日は止めとけと言われるが、辛い事を避けるのは逃げるようで嫌なので、肚を決めて家を出る。いやあ、寒いのなんのって、散歩2年目だが今までで一番寒かった。風が強くて強くて、前に進まない。頭を下げ、鼻水を流しながら歩く。途中で雪も降り出す。今夜の大雪を確信する。天気予報では平地で10~20㎝降ると言っていた。
2月18日
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明け方にどーんと降って積もると思っていたらこの有様。松江では5㎝しか積もらなかったと言う。松江で5㎝なら出雲で積もるはずがない。奥出雲や北広島の山奥は積もったようだが、天気予報を見ると、雪雲は出雲をかすめて通り抜けたようだ。
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夕方の畑に雪は無し。この二日間、雪は大したことなかったが、寒くて風は強かった。その名残が上の傾いたキンカンの写真。強風でキンカンの木が傾いてしまった。
明日からまた暖かくなるそうだ。さすがにもうこれ以上雪が降るようなことはないだろう。去年に続き、今年もまた雪らしい雪のないまま冬は終わりそうだ。