27日の隣保の集金会でもその話題に。所得が低くて、人口が少なくて、辺鄙な県ばかりと自嘲する人も。それでも「大社さんが守ってくれているから」が、この土地の人の口癖。嵐が来ても、地震があっても、大社さんが守ってくれたが、果たしてコロナからも守ってくれるのか。
ダイヤモンド・プリンセス号に乗っていたのは島根県では4人と言うのは知っていたが、集金会で〇〇市の〇〇町の夫婦と教えられる。もう一組は✖✖市の✖✖町だと。知らぬは儂だけだった。田舎は狭い。
土日は他県の車が目立つ。「観光客なんて来なくていいよ」と言う人も。
儂も切実にそう思う。家には92歳の母がいて、特養には妻もいる。島根県や出雲市で第一号になることはないだろうが、町内で第一号になる可能性はある。みな、町内で第一号にはなりたくないと言う。儂だって去年父にインフルエンザを染してしまったことをとても悔やんでいる。この上、母や近所に染したら一生言われる。28日、29日の東京の外出自粛要請を受けて、県知事も東京へ行くのは自粛を要請した。とても上京できない。
3月7日に特養は面会制限になったことは前回書いたが、どうにも心配なので、21日と27日には差し入れに行く。
21日は好物の黒豆と豆と昆布を煮たものを。27日はマグロの海苔巻きと豆と昆布を煮たもの。
27日に届けに行った時は職員さんがぎょっとした顔をする。儂がどうしても面会させてくれと頼むと思ったのかもしれない。差し入れとわかり、ほっとしたような表情になったので、恐らく面会希望者と揉めたことがあったのかもしれない。施設も大変だ。千葉の障害者施設のようなクラスターが起きたら本当に恐ろしい。ぴりぴりしたものを感じる。今日30日、面会制限を4月30日まで延長するとの連絡がある。
こんな状況だから、近所では儂が一番コロナ対策をしている。
首から前回紹介したウィルスシャットアウトをぶら下げ、口は当然マスクなのだが、問題はこのマスクだ。全然手に入らないので何と今は洗って使いまわしている。帰宅したらぶら下げ、横にウィルスシャットアウトをぶら下げる。こうしておけばウィルスシャットアウトから発生する亜塩素酸ナトリウムがマスクに付着しているコロナウィルスを除去してくれるのではないかと思ったからである。
マスク、ウィルスシャットアウトに続く防衛策第3弾もある。先日ドンキで見つけたマスクガードと言うスプレー。マスク着用十数分前にシュッと一吹きしておくと除菌抗菌作用があると言う。出掛ける時はこれだけ用心しているのだが、島根はまだマスクをしている人が少ない。危機感が足りないと思っているのだが、今日もコメダの隣の席でしきりに咳をする娘がいて腹がたったのなんのって・・・・・・。
ところで、隣の写真は虎の子のマスク、約20枚。去年の残りが出て来たのだ。洗って使い回ししている5枚が限界になったら使おうと思って大切にとってある。これがあるだけでどれだけ心強いか。
『グループホーム見学』
車で数分の所に新しいグループホームが出来たので見学に行く。母の物忘れがいよいよひどくなり、今すぐ入所しなければならないほどではないが、急速に悪くなった時の事を考えたのである。車が駐っている辺りには施設の喫茶店ができるそうだ。
内部は昭和風の作りになっていて、とても感じがよかった。思うに母も後二年もしたら完全に認知症になるだろう。だが、その時になって頼んでもすぐには入れないだろう。親の入所先を見つけるだけでこんなに大変だと、儂らの時は一体どうなっているのやら。
『スロープ設置』
クラウドファンディングで集まったお金で早速スロープを設置しているそうです。TVを観ていたら、外出自粛を無視して出歩いている馬鹿な若者がいた。その一方ではこう言う若者たちもいる。儂は嬉しい。
追記
この記事を載せた後、ネットを見たら、富山で感染者ありとのニュース。残りは4県になった。
追記
31日。山形県でも感染者初確認。残り3県になった。
夕方、母がショートステイから戻る。食後検温したら、37.7℃あり。マツキヨのファイティEXと言う葛根湯に似た薬を飲ませる。明日が訪問医の来る日なのが救い。ただの風邪ならいいのだが。