「がいな」は出雲弁で「大きな」とか「すごい」と言う意味である。「まいな」は「結構な」とか「立派な」と言う意味で、「まい」は「美味い」と言う意味である。だから「ガイニマイナ」も「マゲニマイナ」もともに「とても美味しい」と言う意味である。で、これが何かと言うと、新開発の野菜の名前なのである。
「おろち大根」を開発した島根大学が開発したのである。もちろん見つけたのは、今市の「田中種苗」。昨日9月30日のこと。この店は儂のお気にの店で、いつも行くのが楽しみ。今度はどんな野菜が入荷しているのだろうと期待に胸を膨らませて行くと、聞いたことも見たこともないような野菜の苗が並んでいる。もし儂が園芸を一番の趣味にしているならば片っ端から買って植えるのだが、儂にとっての園芸の序列は人生で大切にしている事の五番目ぐらいでしかない。畑にばかり精力を注ぎ込むわけには行かないので、「オロチ大根」のような特別なものでもない限り、ほとんど横目にスルーしているが、ちょうどいま豆用に作ったばかりのマルチ畝があり、その端っこになら植えられるので、思わず2本ずつ買ってしまった。
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「ガイニマイナ」も「マゲニマイナ」も、松江の特産である「津田かぶ」と「アスパラ菜」と「紅菜苔」(こうさいたい)の三つを掛け合わせたものである。「紅菜苔」は中国野菜でたまたま去年貰って食べて、余りのおいしさに吃驚した野菜だった。それもあって、「紅菜苔」が入っているなら美味いはずだと信じて買ったのである。「ガイニマイナ」が紫で「マゲニマイナ」が緑であるが、この違いがどういうものかよくわからない。
右の写真が今日10月1日に、豆用の畝の端に二本ずつ植えたものである。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.shimane-u.ac.jp/docs/2019020700034/
儂は島根大学を応援している。もっともっと新しい夢のある野菜を開発してもらいたい。
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9月26日東の畝にイチゴの苗を植える。「ジャンボ」30本を近所から貰う。この春できたイチゴから自取りした苗を貰ったのである。残りの22本は「宝交早生」。西の畑に儂が作ったイチゴから自取りした苗である。この秋はイチゴの苗代がただですんだ。消費税が上がった時だから大いに助かる。東の畑に52本、西の畑に二年目のイチゴがやはり52本。2年目は6分程度の出来にしかならないけれど、今からとらぬ狸の皮算用をしている。
右の写真は西の畑のイチゴの苗。穴から白いものが見えているのはニンニクである。イチゴとニンニクはパートナープランツで、イチゴの畑にニンニクを植えておくと、臭いでイチゴに虫が来ないのだそうである。そういうことを知ってしまうと畑はほどほどにしなければと思っていてもつい試したくなってしまって、26日にニンニクを植えたのである。29日には東に畑にも植えた。めんどくさ。
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9月30日
ブロッコリーとカリフラワーが青虫に食われてぼろぼろになる。真ん中の写真にはバッタも。蝶々の姿など見たこともないのにいつ卵を産み付けたのか、右端の写真の気持ち悪い奴が全部青虫。昨日全部退治したつもりでいたら今日10月1日も同じくらいの数が取れた。めんどくさ。たまらん。
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玉ねぎ用のマルチの半分弱にホーム玉ねぎ30個と分葱110個ほど植える。ホーム玉ねぎは今植えると来年早々に食べられるはず。とても小さいけれどサラダで食べると「まげにうまいぞね」。左の写真の右がホーム玉ねぎ、左が分葱。早々とマルチを張ったのはホーム玉ねぎと分葱を植えるためで、玉ねぎを植えるのはもっと後になる。
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今はどこへ行っても彼岸花が咲き誇っている。柿の木の下の赤い彼岸花と池の南の白い彼岸花。白い彼岸花は去年は3本だったのに、今年は一挙に8本に増えた。