6月26日中国地方がやっと梅雨入りした。統計を取り出してから、島根県が梅雨入りした最も遅い記録が、1968年(昭和43年)の6月24日だから、遅い記録を更新したことになる。梅雨は好きではないが、やっと降ってくれて、これでしばらくは畑の水やりをしなくてすむとほっと一息。
だが、降る前に一仕事あり。26日に梅雨入りするのはほぼ確定的だったので、雨が降る前に枯れ草を燃やす。雨で雑草が伸びると厄介なので、畑の雑草退治もする。最後の枯れ草の山を燃やしている途中で雨が降り出し、何とか間に合う。

6月10日の畑
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(さつま芋)             (じゃが芋)
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5月24日に植え付けたさつま芋(安納芋)に黒マルチを張る。普通は一枚の黒マルチに穴を開けて植え付けるのだが、今回は二枚の黒マルチを左右から張り合わせる。これは去年近所の農家さんがやっているのを見て、真似をしてみた。
じゃが芋(アンデスレッド)は生育が悪く(玉ねぎ)             諦めて投げ出していたのだが、ためしに少し掘ってみたら、案の定ひどい出来。理由は不明。今年のじゃが芋は完全に諦めた。
玉ねぎは坊主が出来る。こんなに坊主だらけになるのは初めて。隣近所もプロの農家の玉ねぎも今年は坊主だらけになっているそうだ。でも、理由がわからない。プロも分からないと言うのが不思議だ。
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(九条ネギ)            (切った九条ネギ)
九条ネギを放りっぱなしにしておいたら、新しい芽が伸び始める。近所の人に「早く切らなくちゃ、遅過ぎるよ」と、言われて、慌てて切る。いつも後手後手。

6月23日の畑
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(なす・筑陽)            (わけぎ)
茄子は早生なので生育が早い。今日29日までに焼きナスにして3回ほど食べる。
わけぎは山ほどできる。乾燥させ、倉庫に放り込んで置いて来年植える。
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(玉ねぎ)             (じゃが芋)
今年の玉ねぎは坊主が出来、その後、茎が立ったままであった。普通、玉ねぎは茎が倒れたら収穫する合図なので、儂は倒れるのを待っていたのだが、待てども待てども一向に茎が倒れない。一体いつになったら倒れるのだろうと思っていたのだが、ふと気が付くと、近所の玉ねぎはいつの間にか収穫し終わっていた。まだ玉ねぎが残っているのはうちの畑だけ。遅い梅雨入りもそろそろの気配があったこともあり、大慌てで引っこ抜く。味は普通。
(じゃが芋)
完全に諦めていた。葉っぱは完全に枯れてしまったが、掘る気もしなくて抛りっぱなしにしていたら、助っ人に来た妹が近所の奥さんにそそのかされて掘ったものである。案の定、アンデスレッド(赤い方)の出来は大きさも数も最低の出来。去年の2割ほどしか出来ず、すべて小粒。近所の奥さんが煮っころがしにして食べろと言うので煮てみたが、ちょっと固かった。右のきたかむいはアンデスレッドより大きいものがあったが、個数は去年作ったはるかの3割程度。
農業は分からないことばかり。

今日、29日は父の49日法要。
法要に来た親戚の農家がトマトをくれたが、今年はなぜか出来がいいと言っていた。出来のいい理由は分からないと言う。プロでもこれだから、儂らに玉ねぎやじゃが芋のことが分かるはずがない。
夜になって、予報通り大雨になる。しばらく雨が続きそう。真面目な人はなにやかや植えたり、種を播いたりしているが、儂は9月までは何もしない。一年中、休みなく作り続けるのはきつ過ぎると思うようになった。