7月2日。台風対策。
イメージ 1台風が3日の夜頃、日本海を通り抜けるらしいと言うので、慌ててトマトの支柱の補強をする。
端の支柱には杭を打って固定し、横に支柱を渡して縛り付ける。伸びた茎も風で折れないように一本一本支柱に8の字結びで括り付ける。
台風が来そうなことは分かっていたから、前々日あたりから、茄子も縛ったり、トマトも少しづつやっていたが、夕方ちょこちょこやっていたので全然はかが行かず、2日になって泥縄的にやる。終わったのが夕方の6時半。雨の中、嫌になったけどやらないわけには行かない。晩飯の支度も後回しだ。
結局、台風は日本海の沖合を通過し、すぐ温帯低気圧に変わったので畑に被害は殆どなし。ただ、その後がいけない。普通は台風が通り過ぎたら晴れるのに、御存じの通り西日本は水浸し状態。遠く北海道もひどかったようだが。
出雲も連日雨。北九州、広島、岡山など、甚大な被害が出ているが、島根県は被災地のような人的被害はなし。とくに出雲平野は平坦地なので、水が溢れない限り、山が崩れたり、崖が崩れたりの災害は起きない。斐伊川の管理もしっかりされているようなので、斐伊川の堤防が決壊するような事態は誰も考えていないのではないのだろうか。
日本は災害列島とはいえ、住む場所が違うだけで、これだけの差が出る。もしわが家が同じ目に遭ったらと思うと慄然とする。年寄りと障害者を抱えて絶望でしかない。
毎日、空を見上げながら過ごす。
畑仕事を片づけてしまいたいのに畑に出られない。
イメージ 2じゃが芋が妙な具合になっている。
茎と葉っぱが枯れたら芋を掘ろうと思っていたら、枯れかけたやつから、新しい茎が伸びて葉っぱも広がる。
緑の生き生きして見えるのは、全部新しく伸びて来たものだ。
今までこんな体験をしたことなし。どう考えてもおかしい。早く掘り上げたいのだが、雨続きではどうにもならない。
7日になって、ようやく雨が小降りになる。
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8日か、9日には芋掘りが出来るように、茎を全部抜く。左の写真。
夕方、雨が上がり、『燈籠さん』が行われる。
黄色い服を着た人は、町内会の交通委員。交通整理をする。来年、儂は自治委員の副をやることになっている。順番。『燈籠さん』を差配しないといけないが、都会育ちの儂はパイプなんて立てたこともなければ触ったこともない。できるのかなあと、もう来年の事を心配する。
8日日曜日は特養へ行く日。
晴れたので今日は昼ごはんの前に散歩が出来ると喜んで特養へ。しばらくしたら、小雨だが冷たい雨が降る。散歩は出来ず、その分、マッサージして、一緒にご飯を食べ、歯磨きして帰宅。
雨が上がったので、それっと畑へ出る。
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黒マルチを剥がす。
新農法解説によれば、芋はマルチ下にゴロゴロ出来ていて、芋掘りならぬ、芋拾いで収穫できると言うことだったが、右の畝の
『はるか』は殆どが、土の下。
左の畝の手前の『グラウンドペチカ』と向こう半分の『アンデスレッド』は半分近くが顔を出していた。軍手で芋を掻き出す。
土のすぐ下に埋まっているので、普通に栽培した時のようにスコップや鍬で掘る必要はない。確かに楽であるし、芋を傷つけることもない。
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左の写真が掘り出したところ。全体的に小粒。特に右の『はるか』は育ちが悪い。
左の手前が『グラウンドペチカ』、左の上が『アンデスレッド』。こちらの二つは『はるか』よりは大きいのが多い。もしかしたら、『はるか』は新農法向きではないのかもしれない。来年は『男爵』か『きたあかり』で試してみようと思う。と、いう訳で来年も新農法をやるつもりである。実はそのための秘策も用意している。肥料も土寄せもしなくていい、こんな楽な方法はないのだから、諦める気はない。